7月29日（土）、７月30日（日）の2日間、名古屋市の小学4～6年生を対象とした
「小学生起業家たまご塾」が開催されました。

大きく変化し続ける社会、これから我々の想像を超える世界のまさに主人公となって活躍するであろう小学生の皆さんに、
「どんな力が求められているのか」
「どうやって自分の良さを発揮して輝くのか」
このイベントは、そういった問に対してのたくさんのヒントを掴んでもらうことを目的とした起業家教育プログラムです。

名古屋市は今年で4回目の開催となります。
市内の様々な学校から子どもたちが集まり、少し緊張した雰囲気でスタート。最初のプログラム「経済カードゲーム」が始まると、一気に同じチームの子たちとの距離が縮み、コミュニケーションが生まれました。
このゲームを通じて子供たちは経済の仕組み、会社や社会の仕組みを学びます。

その後、適性検査を用いて自分でもまだ気づいていない得意なことや長所を見つける体験をしました。
経済カードゲームで仲を深めた同じチームのお友達と結果を見せ合うことで、みんなそれぞれ個性があり、得意なこと苦手なことがあることを知ることができました。
そして自分には何ができて、これからどんなことにチャレンジしていこうか、と考えました。

最後には実際に名古屋市で活躍されている起業家の方たちと一緒に、
「得意なことを仕事にするとは？」
「どうすれば自分らしく活躍できるのか？」
といった、明るい未来への関わり方を考えました。
この実際に起業家のお話を聞くという経験は小学生のみなさんにとってはとても貴重で実りある経験となります。

起業家の方達は小学生の皆さんの質問に対してとても真摯に回答してくださりました。
「起業するのに必要なことはなんですか？」
という質問に対して、
「その仕事をすることによって、誰がどのように幸せになるかを明確にすること。みんなの力でより良い未来にしてほしい。」
と力強く答えてくださりました。

このイベントを通して自分について、起業について、そして未来について子ども達が深く考える素敵な時間になりました。
名古屋市のこれからの未来を牽引するリーダーが多く生まれることを願っています。

この夏、名古屋市小学校トワイライトスクールで行われた「しゃちょうになろう」
中日新聞に7月26日に名古屋市立蓬来小学校トワイライトスクールに伺った時の様子を掲載していただきました。

この「しゃちょうになろう」では、「みんなの経済カードゲーム」を使って
会社や経済について学ぶことができるように、簡単なルールで楽しく学ぶことができます。

子ども達は様々な学年のお友達とチームを組み、協力しながら
「どうやってお金を増やそう？」と一生懸命考えました。

早い段階で効率の良い利益の増やし方に気づいたチームや、途中でこうしておけばよかった、
と悔しい思いをするチームも。どのチームの子たちも元気いっぱいに楽しく学ぶことができました。

今年度も訪問させていただいた各小学校トワイライトスクールに
この「みんなの経済カードゲーム」のセットをプレゼントさせていただきました。

これからもトワイライトスクールのみなさんが楽しく学び続けてもらえると嬉しく思います。

　中日新聞　掲載

8月５日（土）、未来創造たまご塾を刈谷市で開催しました。
未来創造たまご塾は、これからの時代に求められる力を楽しく学び、将来への夢や希望を育むワークショップです。

この日は午前の部（１～３年生）に親子20組、午後の部（４～６年生）に40名の小学生のみなさんが参加してくれました。

午前の部、午後の部共に行った「みんなの経済カードゲーム」では、ゲームを通して社会の仕組みを楽しく学んだり、仲間と力を合わせ豊かな社会づくりに貢献する楽しさを体感していただきました。

午前の部（小学1～3年生）では電池とモーターを使って動くおもちゃづくりにもチャレンジ

午後の部（小学4～6年生）では適性検査を用いて自分の長所を見つける体験を行いました。
自分の気づいていなかった長所を知ることができただけでなく、他の子の結果を見ることでみんなそれぞれに得意なこと不得意なことがあるんだということに気づくことができます。参加した小学生の皆さんが、自分の長所を伸ばして未来の主人公となって欲しいなと思います。

イベント後半では、実際に刈谷市で活躍されている大人の方のお話を聞き、未来について考えました。
QRコードを開発した原様（株式会社DENSO WAVE）には、QRコード開発の経験をお話いただきました。

原様は、会社の人たちが困っていたから、効率を上げるためにQRコードを考えたそうです。
「自分の利益だけを考えるのではなく、使う人のことを考えるなど、みんなの幸せを考えられる大人になってください！」と子ども達にメッセージをくださいました。

未来創造たまご塾は、経済の仕組みを楽しく学ぶカードゲームや多様な職業で活躍する大人との交流を通じて、地域産業に対する関心やそこで働く方々への憧れを高め、新しい未来を創り出すイノベーションの大切さを実感してもらう構成となっています。

　自動車産業の成長と共に、日本有数のものづくりのまち飛躍的な発展をしてきた刈谷市は、自動車関連産業が大きな転換期を迎えていることで、新しい時代を力強く牽引するアイデアと行動力を持つ若い世代の活躍に期待を込め、様々な取り組みが活発に行われています。
　大きな変化を迎えている社会情勢の中、これからの時代の主人公である小学生の皆さんが、刈谷市のモノづくりと新たな産業の創出を担うイノベーター人材として活躍することを願っています。

8月1日、富山県で「未来の起業家マインド育成塾」を開催し、県内の小学6年生から中学2年生計60名が参加してくれました。

このイベントは昨年スタートし、今年で2回目の開催となります。
参加者の中に、「昨年参加をして勉強になったから。」と参加してくれた子もいて、とても嬉しかったです。

この日は、経済カードゲームを通して経済の仕組みを学んだり、適性検査で自分の長所を見つけたり、そして未来について考え発表したりと、3時間の長いワークショップでしたが、皆さんとても真剣に取り組んでくれました。

イベント後半では、各グループに入ってくださった日本青年会議所の方の仕事内容や意義などをじっくり聞いたうえで、これからどんな未来を描くのか、自分たちにできることは何かを考え、最後にグループでまとめて発表しました。

「人生に失敗はない」
「子どもがもっと楽しめる社会」
「新しいことに挑戦　自然豊かなまちづくり」
など、それそれがこのイベントを通して感じ、学び取り、そして考えたことを思い思いに書いて発表してくれました。

はじめは緊張気味で固くて不安な表情だった参加者のみなさん、最後にはとても良い笑顔で帰っていく様子を見ることができて嬉しかったです。

みなさんが、富山のために、ひいては日本や世界のために活躍してくれる日を楽しみにしています。
富山のみなさん、ありがとうございました!!