8月11日(日)は、前の日に作ったロボットを使って競い合う大会を開催しました。
この2日間の大会の様子を収めた公式記録動画はこちらからご覧いただけます。
出場する小学生選手の80名は、会場に入って来る時からやる気満々。
家でもペットボトルキャップを持ち上げて運ぶ練習をしてきた子も多く
開会式前の練習の際には、昨日作ったばかりとは思えないほど、操作はバッチリ。
2分間で相手コートにペットボトルキャップを何個入れることができるのかを競うルール。
くじ引きでペアになった友達と考える作戦も、勝敗を大きく分けます。
8コートに分かれてリーグ戦を行い、その優勝ペアには優勝トロフィーをプレゼント。
保護者の大応援団を背に真剣勝負のスタートです。
勝負に勝って喜び、負けて泣く。真剣勝負で競い合う経験の少ない子ども達にとっては、刺激的な大会です。
ものづくりの世界は、世界と真剣勝負を求められる厳しい世界でもあります。
負けた悔しさを次につなげられるたくましさを、多くの子ども達に味わってもらいたいと思っています。
この取り組みは、この活動に賛同いただきました企業の協賛金で運営されています。
未来のものづくりを支える人材を育む社会貢献的な意味を持つとともに
インターンシップや企業展とは異なる大学生と企業との新しい接点づくりでもあります。
ものづくり系企業の人材獲得は、今後も難しくなっていきます。
「世代をつないで、ものづくり人材を育む」という取り組みは
持続可能な社会づくりの土台にもなるものです。
これからも、各地でこの事業を広め
日本のものづくりを支える基盤づくりに寄与したいと願っています。