ドングルズは小学生から社会人まで、世代をつないで人材を育成する場づくりに取り組んでいます。
社員10名の小さな組織ですが、その半数の5名が教師として公立学校の教壇に立った経験を持っています。
「学校では味わえない良質の体験の場づくりを通して、人材育成を行う」
学校教育に教師として携わることで、その必要性については強く感じています。
また、年間に150本以上のイベントを行うために、大学生スタッフは100名以上がエントリーしています。
大学生スタッフはイベントにアルバイトとして参加します。ボランティアは基本的に認めていません。
「責任を持って仕事を行い、その労働の対価として賃金を受け取る」社会の基本を学んでもらいたいからです。
大学生スタッフは、イベントを問題無く運営するという責任ある役割を果たす中で
子ども達や保護者との関わりを通して様々な気づきを得ます。その気づきこそが自分自身を成長させる力となります。
イベントのテーマとしては、小学生向けの「ロボット工作教室」「STEAM教育」と理系人材の企画運営を主に取り組んでいます。
小学生向けのイベントにこだわる理由は、「ものづくりは面白い!」という良質の感動体験を、より多くの子ども達に味わってもらいたいからです。
日本のものづくり教育(特に中学校技術科)は、先進国に比べ時間数が圧倒的に少ないのが実情です。
小さい頃の感動体験が将来の職業選択につながった例は山ほどあります。
だからこそ、「ものづくり日本」を支える人材の育成のためのすそ野を広げていくために
「ものづくりは面白い!」という良質の感動体験は、必要不可欠な要素と考えています。
今後は少子化に伴い、担い手の確保が今以上に難しくなることは明白です。
世代をつないで人材を育むことは、永続的に人材を確保するためのレールづくりです。
この価値と必要性を御理解いただける企業の皆様と共に
次代を支える優秀な人材の育成に取り組んでいきたいと考えています。