8月3日(土)、「未来創造たまご塾」が刈谷市で開催されました。
未来創造たまご塾は、社会で求められる力を楽しく学び、未来を切り拓くヒントを見つけるためのワークショップです。
この日は、午前の部に小学1~3年生の親子22組(小学生25名)、午後の部に小学4~6年生の小学生32名に参加いただきました。
午前・午後の部で共通に行った「みんなの経済カードゲーム」では、ゲームを通して社会の仕組みを楽しく学んだり、仲間と力を合わせて豊かな社会づくりに貢献する喜びを体感していただきました。
午前の部の後半では、紙コップとモーターを使ってくるくる回るおもちゃ作りにもチャレンジしました。刈谷市は自動車産業を中心に発展を続ける街です。簡単なモーター工作を通して、ものづくりの魅力を感じてもらえると嬉しく思います。
午後の部の後半では、子どもたちに適性検査をして、自分の長所を見つける体験をしました。
自分の長所を知る良い機会となり、これからは自分らしさと長所をさらに伸ばし、様々な分野で活躍して欲しいと願っています。
今回は、補助スタッフとして愛知県立刈谷工科高等学校の生徒さん(31名)と、記録動画の撮影スタッフとして岐阜県立岐阜商業高等学校の生徒さん(2名)にお手伝いいただきました。
ワークショップの最後には、地元企業の経営者や社員の方々から子どもたちへメッセージをいただきました。
「ゲームの中で、売り上げを伸ばすためにアイデアを出したり、仲間と協力する姿が素晴らしいと思った。社会でも必要とされる力なので、大切にしてほしい。」
「これまでの歴史は人々の挑戦の積み重ねであり、皆さんにも明るい未来を作り出していってほしい。」
「刈谷市の未来をみんなのアイデアと行動力で、より良いものにしていってほしい。」
地元の方々の熱いメッセージは、子どもたちの心にしっかり伝わったと思います。
刈谷市は市の事業として、この「未来創造たまご塾」と「みんなで!!ロボットコンテスト!!」に取り組んでいます。
ものづくりの未来の担い手を地域企業と一緒になって育んでいこうとする取り組みが、多くの地域にこれから広まることを願っています。
参加いただいた皆様、ご協力いただいた刈谷市の皆様、ありがとうございました!