名古屋市(経済局イノベーション推進部スタートアップ支援室)からの委託事業
小学生向け起業家教育「小学生起業家たまご塾」を
なごのキャンパスで開催しました。
金融教育や起業家教育は、学校でなかなか扱われないものなので
子供たちも興味津々。抽選で選ばれた子供たち約50名が参加しての開催です。
コロナ対策のため、会場が密な状態にならないよう
間隔を開けるとともに、窓を開けて換気を、手洗いの徹底を行いました。
「学校では、ここまでコロナ対策していないよー」との声も
子ども達の中からちらほら聞かれましたが
何かあってからでは遅いので気は抜けません。
起業家教育と言うことで、
なごのキャンパスに入居する起業家の皆さんも、駆け付けてくださいました。
起業家と、名前は聞いたことはあっても
実際に会うのは初めてなのではないでしょうか。
なごのキャンパス外からは、株式会社GOCCO.の木村さんも駆けつけてくださいました。
御自身も、子ども向けのワークショップ「ミニフューチャーシティ」を手掛けるだけあって
ワークショップでの子どものアプローチは、慣れた御様子。
ワークショップの1時間目は、「みんなの経済カードゲーム」
子供たちは、グループごとで会社を作って、売り上げを競い合います。
本物の起業家の方が、こうして子供に寄り添ってワークショップを行うことにより
より子供たちには身近な存在として起業家を感じてもらい
「自分も将来は起業家になろう!」という意識の芽生えが期待されます。
「ものとものを組み合わせて新しいものを生み出す」
このシンプルな経済活動の基本をカードゲームで体験するのですが
これが、子供たちは真剣にめちゃくちゃ頭をフル回転させます。
2時間目は、適性検査も行い、自分の強みを把握してもらい
「自分の強みをとにかく伸ばそう!」ということを伝えました。
将来の職業選択に役立ててもらえると嬉しく思います。
時間が無い中で、参加いただいた起業家の皆さんからひと言メッセージ。
この後、子供たちには質問を紙に書いてもらい、後日また起業家の皆さんからその返答をいただき
冊子にまとめて各御家庭に送付します。
起業家を目指す子供たちの背中を、そっと押してもらえる御家庭が増えることを願っての取り組みです。
本日のこの企画には、たくさんの大人の方々に関わっていただきました。
皆さん、お忙しい中本当にありがとうございました。
子供たちが嬉しそうに帰っていく姿を、皆さんと一緒に笑顔で見送ることができ嬉しく思いました。
世代をつないで、次の世代に何かを伝えていくという取り組みを
これからも企業、大学、自治体と連携して続けていきたいと願っています。