2025年8月5日(火)、「みらいの起業家マインド育成塾」(主催:公益財団法人 富山県ひとづくり財団)が開催されました。
富山県内の小中学生34名が参加し、富山国際大学の学生がファシリテーターを務めました。


経済カードゲームや適性検査、地元企業の方々と交流をして仲を深め、「どんな未来をつくりたいか?」をテーマにしたグループワークとプレゼンテーションを行いました。
経済カードゲームでは、楽しみながらお金の流れや働くことの価値について学ぶ子どもたちの姿が印象的でした。
初めは緊張気味だった子も、ゲームが進むうちに売り上げを増やすために仲間と作戦会議をしたり、取引所へ率先して行ったりと夢中になって取り組んでくれていました。


続いて、地元企業の方々から「なぜこの仕事を選んだのか」「大変だけどやりがいを感じる瞬間」など、リアルな話を聞かせていただきました。
子どもたちは「知らなかった!」「面白そう!」と興味津々で、メモを取りながら熱心に耳を傾けていました。
子どもたちから積極的な質問も飛び出し、交流の深さを感じる場面も見られました。


最後のグループワークでは、「こんな未来にしたい!」という意見を出し合い、模造紙にまとめて発表しました。
それぞれのグループが身近な課題に目を向け、子どもらしい発想と自由な想像力で未来を描いてくれました。
どのグループの発表も堂々としており、聞く側の皆様からも「想像以上に考えている」「大人が学ばされる内容だった」などの声が上がりました。


地元企業の皆様からのご協力のもと、地域の子どもたちが「未来を考える力」と「自分の言葉で伝える力」を育む機会となりました。
未来を担う子どもたちの育成のためにも、今後もこういった活動が広がっていくことを願っています。