起業家たまご塾の2日目が無事に終わりました。
今回も、新型コロナ感染症予防対策をしっかり行っての開催となりました。
全然違う小学校のお友達とも「初めまして!」から、すぐに打ち解けていきます。
小さい頃からこうした機会を通してコミュニケーション能力を自然に身につけていきます。
カードゲームを使ったワークショップでは、いかに売り上げを伸ばすのか作戦タイムが重要な意味を持ちます。
限られた時間の中で最善の方法を導き出すために、みんな真剣な表情です。
「適性検査」は、自分の長所が浮かび上がってきます。自分の好きなことを突き詰めることの大切さを伝えます。
「社会のために」「地域のために」の前に「自分が自分らしく輝けるために」自分の強みを知って欲しいと願っています。
混沌とする時代の中で未来や将来に対して明るい希望を持てていないのは、大人だけでなく子どもも同じです。
「明るい未来をきり開く主人公になる」子ども達に願いを託す前に、私達大人が頑張ることはたくさんあると思います。
お互いの「適性検査」の結果を、友達になった同じチームのメンバーと見比べ合います。
「一人一人、個性があって当たり前」を、実感できる瞬間です。
「新しい時代を切り開くものを作り続けてきた」加藤喜昭さんのお話に、子ども達は引き込まれます。
「すごい人のお話を聞いている」ということを誰もが理解しているからこそ、集中力は途切れません。
子ども達は大人と言えば「自分の親」「学校の先生」しか普段会うことはありません。
起業家たまご塾で出会う起業家の方達の話は、普段聞くことの無い視点での話が多く自然にうなづく姿が見られます。
終了後に、新しい技術が詰め込まれた模型に群がるように見学に来る子ども達。
この子達が、この技術を世の中に製品として送り出してくれることでしょう。